築地本願寺は、京都市にある西本願寺(浄土真宗本願寺派)の直轄寺院で、本尊は聖徳太子手彫と伝承される阿弥陀如来立像です。
浄土真宗のお寺には御朱印がありません。
中には御朱印があるお寺もあるようですが、基本はないとの事です。
門の前に立つと大きな建物で圧倒されます。
賑やかな銀座からほど近い場所ですが、ここだけ空気が違う感じがします。
本堂は日本の代表的な寺院と違って石造りで、本堂への入り口にはステンドグラスがあったり、階段などに動物の彫刻があって、アジアの寺院に来ているような感覚になります。
2014年に本堂などが国の重要文化財に指定されたとのことです。
芸能人のお葬式などが執り行われることが多い場所ですが、本堂の1階は納骨堂になっていて、入り口には1998年に亡くなったX JAPANのHIDEさんのグッズなどがファンの方によって供えられていました。
本堂はめちゃくちゃ広いです。
ごあいさつした後には、ゆっくりと座っていろいろなことを考える時間にあててもいいかもしれないですね。
本堂内にはパイプオルガンがあって、ランチタイムコンサートなど行われているようです。
お腹がすいたので朝ごはん
参拝後は、朝ごはんを頂きに「築地本願寺カフェ Tsumugi」へ行きました。
人気メニュー「18品の朝ごはん」が目的です。
事前に調べたところ、かなり待つとの事だったので、覚悟していったのですが、ラッキーなことに数名待つだけで席へと案内してもらえました。
朝食メニューは3種類から選ぶことが出来ました。
もちろん迷うことなく人気メニュー「18品の朝ごはん」を注文!
お茶は数種類から選ぶことができて、温かいものか冷たいものかも選ぶことが出来ます。
私は暖かいお茶を注文
先にお箸などと一緒に持ってきてくれます。
大きなお盆に豆皿が沢山乗って運ばれてきました。
季節によってメニューは変わりますが、お皿の下には料理の説明があるので、名の食べているのかしっかり分かります。
お粥は、おかわりすることが出来ます。
さすがに一人では恥ずかしくておかわりできなかったのですが、グループ出来ている女性たちはおかわりをしている方もいました。
18本の朝ごはんの由来は?
築地本願寺のご本尊である阿弥陀さまは、すべての生きとし生けるものをすくうために48の誓願を立てられました。
その中心となるのが「あなたを決して見捨てない」と願い誓われた「第18願」です。
18番目の誓願にちなんで18本を揃えた「18品の朝ごはん」を通じて、仏様の願いを味わいましょう。
デザートもたくさんあるので、また別に時間帯に行ってみたいところです。
築地本願寺詳細
住所
〒104-8435
東京都中央区築地3-15-1
電話番号
03-3541-1131(代表電話)
本堂参拝時間
4月~9月 6:00~17:30
10月~3月 6:00~17:00
参観料
無料
築地本願寺について
1617年に浅草近くに創建されましたが、1657年の「明暦の大火」とよばれる大火事で焼失してしまいます。その後、再建のため江戸幕府から与えられた土地が現在の場所ですが、当時は海上でした。そこで海を埋め立てて土地を築き本堂を建立したことが「築地」という名称の由来になっています。また1923年には関東大震災に伴う火災により再度本堂を焼失しましたが、1934年に再建し現在の本堂の姿となりました。
現在の本堂は、帝国大学(現、東京大学)名誉教授で建築史家の伊東忠太博士の設計によるものですが、建築研究のためアジア各国を旅した博士と、時を同じく、仏教伝来ルートを明らかにするために探検隊を結成し、シルクロードを旅した大谷光瑞(当時の浄土真宗本願寺派門主)との出会いが縁となっています。
築地本願寺公式ホームページ
詳しい場所はこちら
築地本願寺カフェ Tsumugi詳細
場所
築地本願寺インフォメーションセンター内
営業時間
8:00~21:00
※朝食は8:00~10:30